2021年第2四半期、サムスンディスプレイOLED実績


2021年7月3日 UBIリサーチ

 

2021年からは、インドを除く全世界が新型コロナの緊急状況から少しずつ切り抜けて、 海外旅行や社会活動が増えている。

 

これらの動きによって、OLEDスマートフォン需要も徐々に拡大している。

 

サムスンディスプレイの第2四半期のスマートフォン用OLEDパネル出荷量は1億台とし て前期の1億1200万台に比べて10.2%減少したが、昨年第2四半期6880万台と比較す ると46.2%増加した数値である。

 

サムスンディスプレイの第2四半期の出荷台数が前年同四半期に比べて増加した理由 は、中国のスマートフォンオ企業とAppleのOLED需要が増加したことが原因である。 今年第2四半期の中国向けOLED出荷量は5170万台で、前年同四半期3040万台に比べ て2100万台増加した。また、Apple向けは2170万台で、前年同四半期に比べて1320万 台が増えた。

 

第2四半期rigid OLEDの出荷量は6100万台で、2020年第2四半期に比べて950万台が 増加したが、flexible OLEDは2240万台増加した。 Flexible OLED増加の理由は、 Appleの需要の増加が主な原因である。