2017年第1四半期でのAMOLED産業の売上実績は、昨年比15%の成長


2017年5月26日 UBIリサーチ

 

UBIリサーチは、2017年第1四半期でのAMOLEDの売上高が43.1億ドルで、前年同期(2016年第1四半期)比で15%増加したと発表した。出荷量は9,910万台と集計されて、前年同期比で9%増加したことが分かった。

 

AMOLEDの売上高シェアはスマートフォン 88%、TV 7%の順となった。TVの売上高のシェアは増加し、OLED TV市場が大きく成長していることを示している。

 

サムスン電子のギャラクシーS8、S8 +リリースアップルのAMOLEDパネルの量産を開始、ソニー、東芝、パナソニックなど日本企業のOLED TV市場参入に第2四半期以降もAMOLED市場は成長を続けるものと思われる。Mobile用AMOLEDは、四半期ごとに1億台以上が出荷されるとみられ、TV用AMOLEDも四半期ごとに30万台以上の出荷量を示すものと予想される。

 

UBIリサーチは全体のAMOLED市場が2020年まで年平均33%で成長し、約593億ドル規模になると予想した。

 

 

<Total AMOLED market sales forecast>