【IFA2016】有機ELテレビ陣営は、昨年に比べて2倍の11社に増加


2016年9月5日 UBIリサーチ

IFA2016でOLED TVを展示した企業はLG電子を含めて11メーカーである。OLED TVの展示規模順に明記するとVestel、Skyworth、Loewe、Philips、Grundig、Seiki、Metz、Changhong、Panasonic、Condorである、

IFA2015では、6メーカーだったが、今回は5メーカーが増えた。ほぼ倍に増加した。今回に抜けた企業はHaier 1社であり、新たに合流したメーカーとしてはLoewe、Philips、Seiki、Metz、Condorである。

この中で目立つ企業は、ドイツの電子機器メーカーのレーベ(Loewe AG )である。




そして、Loewe OLED TV広報パネルには、次のように書かれている。「OLED display thinner than a smartphone」と「The most beautiful OLED TV in the world」。

PhilipsはTV展示スペースの壁を除いたところは、OLED TVだけのための場所に配慮した。壁には、LCD TVを展示したが、OLED TVは、中にスペースで参加者が立体的に見ることができように配置した。



PhilipsはLCD TVからOLED TVに変わることを明確に表わした展示であった。

次の最もダイナミックな展示は、断然にSkyworthである。IFA2015からのOLED TVの高速応答速度を示すcar racingゲームの映像である。以前の展示と変わった点は、OLEDパネルにHDRが適用された製品である。昨年に比べて画面が非常に明るくなった。



OLED TVをまだ販売していないが、展示したメーカーとしてはHisenseがある。Hisenseも含めると、展示は12企業である。Hisenseは、同社が販売しているULED TVの優秀性を促進するためにOLED TVを比較で展示した。この展示に使用されたパネルは、昨年のOLED製品である。実際に見るとULED TVより暗く見えた。しかし、すぐ隣のブースでSkyworthが超高画質のOLED TVを展示しているので、このブースの場所はよくなかった。