iPhoneでタッチIDの復活か?...既存の光学式指紋を改善する方法


2021.03.20 ET News

 

アップル、iPhoneのタッチIDを復活させるために開発を加速している。

 

メクルマスなど主要外信は18日(現地時間)、アップルが早ければ今年のiPhone 13(仮称)に搭載されるディスプレイ内蔵指紋センサーを開発中と報じた。

 

公開されたアップルの特許は、「反射光」を使用して、既存の光学式指紋を改善する方法を扱う。特許によると、センサーシステムは、従来の軸から外れ脚光を捕捉することができる。光が遮断されて波動が伝播される問題を緩和し、指紋認識率を高める。アップルは、センサーが「指紋画像のコントラストを改善しながら、センサーサイズを小さく保つことができる方法だ」と説明した。

 

特許の説明図
特許の説明図

 

 

既存の光学式指紋は、光を利用して指紋表面凹凸による光の反射程度を測定する方式である。まるで写真を撮るように2次元(2D)画像を使用して指紋を区分する。認識速度が速く、耐久性が優れているが認識率が低下するという欠点がある。

 

ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、アップルが「光学式ハイブリッドセンサー」を適用して光学式センサーの利点は、とっての欠点は、補完するものと予想した。

 

Appleは現在、超音波方式を含めて、様々なタイプのディスプレイ内蔵タッチID技術を研究していることが分かった。業界はアップルが画面にセンサーを内蔵し、最終的に「ノッチ」を最小化したり、完全になくすことができるシステムを開発しているという分析だ。

 

ギャラクシーユーザーにはおなじみの「インディディスプレイ指紋センサー」は、最新のAndroidスマートフォンで標準的に使用されている。サムスンはフラッグシップSシリーズはもちろん、いくつかの普及型Aシリーズにも顔認識と画面指紋センサーを一緒に提供する。

 

コロナ19ファンデミクにいつもマスクを着用する状況では、iPhoneユーザーはタッチIDが復帰すると、より有用である雰囲気だ。業界はアップルが早期に「二重生体認証」を備えたiPhoneを発売することを期待している。

 

正確な導入時期については意見が分かれる。英国の投資銀行バークレイズのアナリストは、今年のiPhone13(仮称)に導入される可能性が高いと予想した。一方、アップル専門のアナリストとして知られているTFインターナショナル証券のアナリストは、2023年のiPhoneの最上位モデルのみ導入されるだろうと予想した。