Visionoxの6Gの AMOLEDラインが稼働開始


2018年 5月 21日 グローバルネット

 

・2018年5月17日、中国のVisionox社(維信諾)の河北省固安にある6G基板のフレキシブルAMOLED生産ラインが稼働したことが発表された。

 

・2016年上半期、中国のOLED企業Visionox社(維信諾)の親会社である黒牛食品は子会社である雲谷(固安)科技有限公司へ262億元を投資し、河北省固安での第6世代AMOLEDライン(月産30,000枚)の建設が2016年10月にスタートした。2020年以降は月産4万5000枚規模の追加投資を検討している。この第6世代ラインは、主にフレキシブルAMOLEDパネルを製造する。建物自体の建設は2017年8月末に完了した。2018年5月17日に正式に稼働したという。

 

 ・黑牛食品股份有限公司(BLACKCOW FOOD CO.,LTD.)は1997年に設立され、生産、販売、研究開発を一貫した中国大手豆乳と栄養シリアルのメーカーであった。黒牛食品は2016年より戦略的な事業変革に注力しており、中核的な競争力を強化し、上場企業の資産の質と収益性を最適化、持続可能な経営能力を向上すべく、OLED事業を行う中Visionox社に積極投資を行っていた。 2016年下半期より食品事業を分離し、その後、2017年には食品事業を廃止、食品事業による売上高もなくなった。

 

・2018年5月10日、黒牛食品は、中国語会社名を「維信諾科技股份有限公司」に変更、それに伴い銘柄略称も「維信諾」とすることを発表した。証券コードは変わらない。