アップルとサムスン電子のOLED購買分析


 2023年3月6日 UBIリサーチ

 

OLEDスマートフォン生産量1位と2位のアップルとサムスン電子の年間OLED購入量と供給元を分析した。 2022年のAppleのOLED購入量は2億812万個で、そのうちSamsung Displayが1億3360万個、LG Displayが4242万個、BOEが3210万個を供給し たと分析された。比率では、Samsung Displayが64.2%、LG Displayが20.4%、BOEが15.4%となっている。 Appleが今年購入すると予想されるOLEDは2億4100万個で、昨年から3280万個増加している。パネルメーカー別の供給見込みは、Samsung Displayが1億4000万台で58.1%、LG Displayが5400万台で22.4%、BOEが4700万台で19.5%である。

 

サムスン電子のOLED購入量は年々減少している。昨年、サムスン電子は1億2400万個のOLEDを購入した。サムスンディスプレイが1億1660万個を 供給して96.8%を占め、BOEが300万個を供給して2.5%、CSOTが90万個を供給して0.7%となっている。 サムスン電子の今年の予想購入量は、昨年と同様の1億2400万個と予想される。購入比率は、Samsung Displayの1億2000万個が96.8%、BOEと CSOTがそれぞれ200万個の1.6%である。