サムスン電子、来年もサイズ拡大競争... ギャラクシーノート10は6.66インチ


2018-10-15 The Bell

 

サムスン電子が来年下半期出す新作ギャラクシーノート10(仮称)に歴代最高サイズの6.66インチパネルを搭載する予定である。アップルが今年の秋に発売した歴代での最高サイズモデルのiPhone XSマックスよりも大きな画面で、来年にもサムスン電子とアップルは、画面サイズ競争になると予想される。

 

12日、電子業界によると、サムスン電子は今月初めギャラクシーノート10のパネルサイズを6.66インチに決めOLED(有機EL)パネルメーカーのサムスンディスプレイにスペックを伝達した。先にサムスン電子は先月初めにギャラクシーノート10にコード名「ダ・ヴィンチ・(daVinci)」を付与して、本格的に開発に着手した。

 

6.66インチは歴代ギャラクシーモデルの中で最も大きいサイズである。従来の最高サイズモデルのギャラクシーノート9のパネルのサイズである6.4インチよりも0.26インチより大きくなった。おかげで、来年にもスマートフォン市場では、画面サイズの競争が行われる見通しだ。

 

今年は、Appleが火を付けた。アップルは今年9月に公開した2018年型のiPhone新作3種の中で、最も価格が高価なモデルであるiPhoneのXSマックスに6.5インチOLEDパネルを搭載した。ギャラクシーノート9(6.4インチ)よりも0.1インチ大きいサイズである。

 

AppleはiPhone XSマックスについて「より大きな世界への誘い」と「iPhoneの史上最も巨大なディスプレイが搭載された」とホームページを通じて紹介している。ギャラクシーノートでファブレットフォン(タブレット+スマートフォン)大画面市場を創出し、リードしてきたサムスン電子への宣戦布告であった。

 

このためにサムスン電子は来年、iPhone XSマックスよりも大きいギャラクシーノート10で対抗する。サムスン電子は、来年初めに出すギャラクシーS10シリーズの大画面モデルのギャラクシーS10プラス(+)も、iPhone XSマックスに次ぐ大きさで準備している。ギャラクシーS10プラス(+)は、画面サイズが6.44インチで開発されている。

 

サムスン電子とアップルなどが画面サイズを相次いで拡大している理由は、スマートフォンで、高精細動画や高性能ゲームを利用する消費者が増えているからだ。スマートフォンの画面が大きいほど、コンテンツの利用満足感が高い。6インチ以上の画面を搭載したスマートフォンのユーザーは、他のユーザーよりもモバイルエルゲームを利用する割合が62%高く、動画を視聴する時間も平均2倍程度多い。

 

一方、サムスン電子はギャラクシーノート7の製造中止の事態以後は、製品の完成度を高めるために開発期間は、従来の半年から、現在は1年ほどに大きく増やした。開発期間が長くなっただけ途中で仕様が変わる場合もあるが、ディスプレイは変更の可能性が少ないという説明である。電子業界の関係者は、「ディスプレイサイズは、最初に定められた後、途中で変わる場合がほとんどなかった」と語った。