小米のスマホ、2年ぶりに有機ELディスプレイを再び採用


2018年 6月 5日 UBIリサーチ

 

小米科技(Xiaomi、シャオミ)が2016年に発売したRedmi ProとMi Note2以降、2年ぶりにOLEDを再び採用した。

 

先日の5月31日(現地時間)にXiaomiは創立8周年を記念するフラッグシップスマートフォンMi8・Mi8 Explorer Edition・Mi8 SEとスマートウォッチのMi band3を公開した。

 

XiaomiはMi8にノッチデザインを導入することで、フルスクリーンを実現した。Mi8に採用したOLEDのサイズは6.21型、解像度は2248×1080(402ppi)となる。スマートフォン前面において、ディスプレイが占める割合を表すDisplay Area(以下、DA)は83.8%程度である。

 

iPhoneXと比較してみると、ノッチデザインとOLED、垂直型デュアルカメラを搭載したという面では同じだ。しかし、ディスプレイのサイズは約0.4 inch大きくなり、DAは約0.9%広くなった。その上、iPhoneXとは異なって下部にベゼルがある。

 

 

 

<iPhoneXとMi8の比較、写真出典: GSMARENA>

 

2016年に発売したRedmi Proとの比較ではディスプレイが約21%、DAは約16%広くなり、Mi Note2との比較では、ディスプレイが約9%、DAは約13%広くなったことが示されている。

 

<OLEDを採用したマートフォンにおけるディスプレイのサイズとDAの比較>

 

Mi8 Explorer EditionのディスプレイはMi8と同様の仕様を備えている。しかし、裏面が透明になっており、スマートフォンの材料および部品を目で直接見ることができ、VivoX21のようにディスプレイ前面で指紋認証機能を利用できる。

 

XiaomiのMi8 SEには1080×2244(423ppi)の解像度を有する5.88型OLEDが、Mi band2の次期モデルMi band3には、0.78型OLEDが採用された。

 

Mi8とMi8 SEはそれぞれ6月5日と8日に発売され、2,699元(約45万ウォン)と1,799元(約30万ウォン)で販売される予定だ。Mi8 Explorerの発売日は未定だが、価格は3,699元(約62万ウォン)となる。