韓国のYoungwoo Dspが、CSOTからOLED検査装置を受注... 308億ウォン規模


2020.07.15 ET News

 

ディスプレイ機器の専門メーカーのYoungwoo Dsp(代表バクグムソン)は、中国TCLの子会社チャイナスター(CSOT)と308億ウォン規模の有機EL(OLED)パネルの検査装置の供給契約を締結したと15日、明らかにした。

 

今回の契約金額は、2019年の売上高比30.70%の金額である。契約期間は2020年7月14日から2020年8月20日までである。

 

Youngwoo Dsp関係者は「中国でのOLEDへの投資の本格化により、大規模な供給契約を締結することになった。今回の受注を皮切りに、中国はもちろん、様々な海外での取引先を確保して会社の成長を加速するだろう」と述べた。

 

またYoungwoo Dspは、2019年第3四半期の営業利益黒字転換に成功した。2020年上半期は業績の上昇を維持する。

 

日本においては、2019年1月にトヨタグループの半導体専門の貿易会社であるトーメンデバイスコーポレーションから有機EL(OLED)パネルの検査装置を受注した実績がある。