サムスン、吐き気を感じない超高解像度のOLEDスタンドアロンギアVR開発に着手


2017/06/22 The Gear

 

サムスンが2,000ppi(pixels per inch、インチあたりのピクセル数)OLEDディスプレイを適用したスタンドアロンギアVR開発を開始したと韓国経済が21日、業界筋を引用して報道した。

 

サムスンディスプレイは2,000ppiのディスプレイを作るためにパートナー企業に関連部品の開発を要請したという。現在販売されているハイスペックスタンドアロンVRヘッドセットのオキュルラスリフト、HTCは460ppiディスプレイを使用している。このニュースが事実なら、4倍以上の優れた解像度のディスプレイを適用するという意味である。

 

スマートフォンを使用してに基づいて、人間の目は、300ppi以上が進み、ピクセル区分をできないとする。しかし、近く覗くと、微細な画素を見ることができる。一定レベルの高解像度ディスプレイで目に区分していないとしても、脳はその違いを認識して現実感を感じずに異質感と眩暈がするようになり、ムカムカと吐き気を感じる。目の前に装着するVRヘッドセットという点を勘案すれば、少なくとも1,000ppi以上はなければならないし、没入度の高い現実感を感じて違和感と吐き気の症状を軽減することができるためには、2,000ppiなら十分そうである。  

 

OLEDディスプレイはLCDより1000倍以上の反応速度が速い。ユーザーの動きと画面の中の映像との間の遅延時間を短縮することができており、微妙な時間差から来る違和感、吐き気を減らすことができる長所がある。

 

脳をだますことができる超高解像度と高速応答速度、現実的な色味のディスプレイは、ユーザーがVRコンテンツに完全に没頭するための必須条件である。

 

サムスンは先月のLAコンベンションセンターで、ディスプレイの専門学会の主催で開催される「SDI 2017」展示会で1.69インチサイズの3840X216 UHDの解像度を実現した2250ppi LCDディスプレイを披露し、技術力を誇った。このLCDディスプレイをOLEDに置き換える場合は、完璧なVRヘッドセットのためのディスプレイになる。

 

市場調査会社IDCは、今後5年間VRヘッドセット、ARヘッドセットが爆発的に成長して2021年には1億台近く出荷されると予想した。VRヘッドセット市場は今まさにスタートしたところである。サムスンが早く、超高解像度ギアVRを発売することができればオキュルラスリフト、HTCバイブ、ソニーのプレイステーションVRと並び、あるいは先んじて、VRヘッドセット市場をリードすることができる。