サムスンディスプレイのノート10 のOLEDパネル、ディスプレイメイトでの評価で最高等級取得


2019.08.15 ET News

 

サムスンディスプレイ(は、世界的な画質評価専門企業のディスプレイメイトが実施した画質評価で「最高等級(Excellent A +)」を獲得したと15日、明らかにした。

 

ディスプレイメイトが公開したギャラクシーノート10の画質評価の結果によると、主要評価項目である明るさ、反射率、色精度、ブルーライトなど、前作「ギャラクシーノート9」の性能を上回った。

 

ギャラクシーノート10シリーズは、6.8型と6.3型有機EL(OLED)で構成された。解像度はそれぞれQHD +(3040×1440)、FHD +(2280×1080)である。フロントカメラホールを除いた表面全体をフルスクリーンで画面の占める割合が約94%にのぼる。

 

ホールディスプレイは、3月に発売した「ギャラクシーS10」に最初に適用された。

 

ディスプレイメイトによると、ギャラクシーノート10の最高の明るさ(輝度)は、1308カンデラ(cd /㎡)で測定された。ノート9の1050カンデラ比で25%程度向上した。反射率は、現存するディスプレイの中で最も低い水準である4.3%となった。輝度と反射率を大幅に改善し、従来よりも明るく鮮やかな画面で、屋外視認性を一段階引き上げた。

 

色精度はノート9の0.5JNCDを超え0.4JNCDで測定された。0.4JNCDは、現存するスマートフォンのディスプレイの中で最も実際の色に近い色を表現するレベルを意味する。

 

また、ディスプレイメイトはギャラクシーノート10がHDR10 +(ハイダイナミックレンジ10+)技術で4K UHDコンテンツのような高画質映像も鮮やかに表現が可能であると説明した。有害なブルーライトの割合は、前作に比べ37.5%減少した。