メルク(Merck)、「信頼性向上」フレキシブルOLED保護膜材料の開発


2023年5月31日 ET News

 

メルク(Merck)は、フレキシブルOLEDディスプレイの保護材料を開発したと31日に発表しました。

 

この材料は低温プラズマ強化原子層堆積(ALD)プロセスを使用し、従来に比べて信頼性が100倍向上し、保護膜の厚さも20倍薄くなる特徴があります。メルクは先週開催された世界情報ディスプレイ学会(SID)で「今年のディスプレイ部品賞」を受賞したと述べました。

 

フレキシブルOLEDディスプレイは繰り返し折り曲げたり曲げたりできる必要があるため、標準ディスプレイに比べてモジュールの厚さが約60%薄くなる必要があります。また、OLEDは湿気や酸素による劣化に弱く、ダメージを防ぐためには柔軟で耐久性のあるフィルムエンベロープまたは保護膜が必要です。

 

メルクのディスプレイソリューションビジネスの上級副社長、ダミアン・トゥルーエは、「メルクの低温ALDシリコン材料は、以前になかった高いレベルの形状適応性、柔軟性、耐久性をサポートします」と強調しました。