WitDisplay 2025年9月30日
サムスンディスプレイ、北米顧客向けに折りたたみ有機ELを供給準備
海外メディアが9月29日(現地時間)に報じたところによると、サムスンディスプレイは北米の顧客向けに、折りたたみ式スマートフォン向け有機ELディスプレイの量産準備に入った。
サムスンディスプレイの李青(Lee Chung)社長は「我々は現在、IT分野向けの第8.6世代有機ELディスプレイを来年量産する準備を加速させており、あわせて北米顧客に折りたたみスマートフォン向け有機ELを供給するための体制を整えている」と述べた。
初の折りたたみiPhone登場の可能性
この発言は、アップルが来年初めて折りたたみiPhoneを発表するとの噂を裏付けるものとなった。報道によれば、アップルは今夏に折りたたみiPhoneの試作機をテストしており、次期iOS 27では折りたたみ機能のサポートが重点となる見込みだ。
折りたたみiPhoneは2026年秋にiPhone 18シリーズと同時に発表されると予想されている。折り目の目立たない内折りディスプレイや新世代Aシリーズチップセットを搭載し、第2世代Touch ID、C2モデム、内蔵型タッチディスプレイなど最新技術が採用される可能性がある。
さらに、この折りたたみiPhoneは「iPhone Air」に似た超薄型デザインを採用し、チタン製の2枚のiPhone Airがヒンジで接続される構造になるとみられている。