サムスン電子、フルスクリーンのリジッドOLEDの採用拡大


2018年 5月 22日 UBIリサーチ

 

Samsung Electronicsが低価格モデルのGalaxy A8(2018)シリーズに次いで、フルスクリーンリジッドOLEDを採用した新製品を発売する見込みで、停滞していたリジッドOLED市場が復活できるのかに注目が集まる。

 

5月初にSamsung Electronicsはホームボタンを無くし、フルスクリーンリジッドOLEDを採用した2018年向け「Galaxy A6(2018)」と「Galaxy A6+(2018)」を公開した。Galaxy A6(2018)には5.6型HD+(1480 x 720)解像度のつリジッドOLED、Galaxy A6+(2018)には6.0型FHD+(2220 x 1080)解像度のリジッドOLEDが採用された。

 

<Samsung Galaxy A6(2018)、参考:GSM-specs.com>

 

先日16日にSamsung Electronicsの他の低価格モデルスマートフォンである「Galaxy J6(2018)」の公式レンダリング画像がドイツメディアWinFutureによってリークされた。

 

<Samsung Galaxy J6(2018)、参考:WinFuture>

 

Galaxy J6(2018)には5.6型FHD+(2220 x 1080)解像度のリジッドOLEDが採用される予定だ。Galaxy A6シリーズとGalaxy J6は全て5月末に発売される見込みだ。

 

最近、スマートフォン用リジッドOLED市場では、フルスクリーンLCDの登場と低価格スマートフォンにLCDが多く採用されたことで、需要が減少し、リジッドOLED量産ラインの稼働率低下につながった。UBI Researchは、リジッドOLEDの出荷量は2014年から2016年まで増加し続けたが、2017年には前年比8%下がった2億9,000万個が出荷されたことを伝えた。

 

しかし、昨年下半期から供給を開始したフルスクリーンリジッドOLEDは、VIVO X20とGalaxy A8への採用を始めとして、Galaxy A6シリーズとGalaxy J6など、多数のスマートフォンへ採用が拡大している。これによって、今年下半期からリジッドOLED量産ラインも正常稼働に戻ると予想され、リジッドOLEDが再び活気を取り戻すかどうかに注目が集まる。