(プレスリリース)Kyulux、SKマテリアルズJNCと次世代有機EL用材料のライセンス契約を締結


2026年2月20日

 

~日本発の高度な発光技術と韓国の量産・事業化ノウハウを融合し、グローバル市場への展開を加速~

 

株式会社Kyulux(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:李 炡佶、以下「Kyulux」)は、SKマテリアルズJNC株式会社(本社:韓国・京畿道華城市、日本研究所:千葉県市原市、代表取締役社長:Hah Junghwan、以下「SKMJ」)と、このたび、有機EL(以「OLED」)ディスプレイ用のグリーン材料に関する知的財産権および技術ノウハウのライセンス契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

 

【契約締結の背景と目的】

現在、OLEDディスプレイ市場では、高い色純度を有する次世代パネルの開発が急ピッチで進められており、それに対応する高効率・長寿命な材料が不可欠となっています。 Kyuluxが独自に開発したOLEDディスプレイ用のグリーンドーパント材料は、次世代有機ELパネルが求める極めて高い色純度を実現すると同時に、パネルの「高効率化」と「長寿命化」という課題の解決に大きく貢献する期待の材料です。本提携により、Kyuluxの先端的な材料設計技術と、SKMJのグローバルな事業基盤および製造技術を融合させ、次世代ディスプレイの早期社会実装を目指します。

 

【本契約による事業展開】

本契約に基づき、KyuluxがSKMJへ関連技術を提供し、SKMJにて製品最適化を含む事業化を推進してまいります。

• 供給開始時期: SKMJは本年(2026年)より、主要OLEDパネルメーカー向けに評価・テスト用途のサンプル供給を開始いたします。その後、2027年からの量産供給開始を目指します。

• 技術支援: Kyuluxによる合成プロセスノウハウの提供および、SKMJの製造拠点における商用量産立ち上げに向けた包括的な技術サポートを行います。

 

【今後の展開と戦略的協力】

本契約の対象であるグリーンドーパント材料は、モバイル、TV、PC、さらには車載ディスプレイといった高い信頼性が求められる次世代パネルにおいて、性能を最大限に引き出すキーマテリアルとして期待されています。 Kyuluxは今後も、独創的な発光技術の研究開発を推進し、SKMJの強固な製造・販売サプライチェーンを通じて高品質な材料を安定的に市場へ提供します。今回の提携を機に、日韓の先端材料分野における戦略的パートナーシップを深め、世界のディスプレイ産業の発展に貢献してまいります。

 

【Kyuluxについて】 

Kyuluxは、次世代有機EL発光技術「TADF(熱活性化遅延蛍光)」の事業化を目的として2015年に設立された九州大学発のスタートアップ企業です。環境負荷の低いレアメタルフリー材料を用いた画期的な発光技術「Hyperfluorescence™(ハイパーフルオレッセンス)」の開発を進め、世界最高水準の効率と色純度を持つ材料を提供しています。