日付:2026年6月22日
出典:The Elec
AIノートPC向けミニLEDバックライトを量産供給
韓国のウリグループ系列企業であるウリイーエンエルハルティン(WOOREE E&L Haroutine)は22日、北米の大手IT企業が展開する人工知能(AI)ノートPC向けに、超薄型ミニ発光ダイオード(LED)バックライトソリューションを量産供給していると明らかにした。今年上半期に量産を開始し、現在は月1万5000台規模で供給を行っている。
供給されている製品は、ノートPCディスプレイ用のミニLEDバックライトである。数千個に及ぶ超小型LEDチップを高密度に配列し、それぞれを独立して駆動するローカルディミング技術を採用している点が特徴だ。ノートPCサイズのパネルにおいても、1000個以上のLEDチップを分割駆動することで、精密な輝度制御を実現している。
独自技術で超薄型設計と高性能を両立
同社は、自社開発したフィルム封止材技術と光学構造の最適化により、モジュールの薄型化を実現した。この技術については、2026年中に韓国および日本で特許登録を完了している。
また、同製品は最大2000ニットの高輝度を実現しており、屋外環境でも優れた視認性を確保できる。さらに、色再現性、消費電力、輝度均一性においても有機ELに匹敵する性能を備えている点が強みである。
ミニLED事業拡大と今後の成長戦略
ウリイーエンエルハルティンはこれまで、テレビ、モニター、ノートPCなどディスプレイ分野におけるLED技術を基盤に事業を展開してきたが、近年はミニLED領域へと事業を拡大している。
今後は、最終製品の販売増加に対応するための生産能力拡大投資を検討しているほか、新たなグローバル顧客の確保や次世代製品群の開発も積極的に推進していく方針である。