日付:2026年4月27日
出典:WitDisplay
Micro LED光エンジン設計・製造センターを江蘇省に建設
4月25日、梁渓区の公式発表によると、Micro LED分野の企業である深圳奥視微科技による「微小ディスプレイ光エンジン設計・製造センタープロジェクト」が正式に契約締結され、江蘇省に進出することが決定した。
本プロジェクトは総投資額4000万元で、Micro LEDを活用した微小ディスプレイ用光エンジンの設計および製造拠点を構築する計画である。フル稼働時には年間生産額が3億元を超える見込みであり、地域の先端ディスプレイ産業における重要な成長プロジェクトとして位置付けられている。
清華大学発ベンチャーが牽引、スマートウェアラブル産業集積も加速
深圳奥視微科技は、Micro LEDチップおよび光エンジンの研究開発・製造を手掛ける企業であり、清華大学の雒建斌院士が主導する形で設立された。中核チームは清華大学出身の博士人材を中心に構成されており、これまでに150件以上の発明特許を出願している。
同社の製品は、近眼ディスプレイ、スマート車載照明、光通信など幅広い分野に展開されている。具体的には、0.21インチのMicro LED単色マイクロディスプレイ、X-cube方式のフルカラー光エンジン、さらに0.21インチ単色光エンジンなどの製品ラインアップを有している。
近年、梁渓区山北街道ではスマートウェアラブル分野への注力が進んでおり、上流のコア部品から中流の完成品製造、さらに下流のブランド企業や実証用途に至るまで、包括的な産業チェーンが形成されつつある。具体的には、Micro LEDチップおよびモジュールを供給する企業である赛富乐斯(Saphlux)や、回折光導波路技術を持つ光舟半導体のほか、杰程光電、易唯思智能、微光科技といった香港系スマートウェアラブル企業が集積している。
このような産業集積の進展により、Micro LEDを中心とした次世代ディスプレイおよびスマートウェアラブル分野のエコシステムが加速し、地域競争力の一層の強化が期待されている。