2025年12月24日
出典:韓国メディア
協力会社社員の死亡事故に対する公式謝罪
サムスンディスプレイは、忠清南道・牙山市にある牙山事業場で発生した協力会社社員の死亡事故について、公式に謝罪文を発表した。サムスンディスプレイは12月23日、公式ウェブサイトに「牙山事業場事故に対するお詫び」と題する声明を掲載し、「牙山キャンパスにおいて不慮の事故が発生し、協力会社の社員1名が亡くなられた」と明らかにした。あわせて「故人のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に深い哀悼とお見舞いの意を表する」と述べた。
同社はさらに、「事故原因を徹底的に究明し、再発防止対策を確実に講じることで、安全な事業場づくりに最善を尽くす」と強調し、今後の安全管理体制の強化に取り組む姿勢を示した。
リフト設備点検中に発生した事故の概要
労働当局の発表によると、事故は12月23日午後12時30分ごろ、忠清南道牙山市湯井面にあるサムスンディスプレイ牙山第2キャンパスの生産ラインで発生した。リフト製造装置の補修および点検作業を行っていた60代の男性A氏が、設備に挟まれる事故に遭った。
A氏はサムスンディスプレイの協力会社に所属する社員で、事故当時、現場にはA氏を含めて少なくとも4人以上がいたとされている。事故発生後、社内の防災センター救急隊によって速やかに近隣の病院へ搬送されたが、残念ながら死亡が確認された。
労働当局の対応と法令違反調査
事故を受けて、雇用労働部・天安支庁は直ちに広域重大災害捜査課および産業災害予防指導課を現場に投入し、該当工程に対して部分的な作業中止命令を出した。また、事故の経緯や原因について本格的な調査に着手している。
当局は、当該事業場が常時労働者50人以上を擁する事業所であることから、「重大災害処罰等に関する法律」および産業安全保健法の適用対象に該当すると判断し、関連法令違反の有無について厳格に調査を進めている。今後の調査結果によっては、事業者側の管理責任が問われる可能性もあり、業界内外から安全管理体制の在り方に注目が集まっている。