ハイセンス、IFA 2025で次世代RGB-MiniLED技術を世界初公開へ


世界TMT|2025年9月1日

 

美通社によると、世界的な消費電子機器および家電のリーディングブランドである海信(ハイセンス)は、高級ディスプレイ分野におけるリーダーシップをさらに強固なものにしつつある。調査会社Omdiaの最新半期データによれば、2025年上半期における100インチ以上の超大型テレビ市場で、海信は出荷台数で世界トップに立ち、そのシェアは58.0%に達した。大画面市場におけるこうした成果は、長年にわたる技術投資と革新への取り組みの結実であり、家庭用エンターテインメントの未来を切り拓く存在としての役割を改めて示すものだ。

 

次なる一手として、海信は次世代RGB-MiniLED技術をIFA 2025にて初公開する予定である。この技術は、より純度の高い色彩、驚異的な高輝度、そして緻密なコントラスト表現を可能にし、映像の色域をBT.2020規格で100%カバーすることを実現する。RGB-MiniLEDの基盤を築いた企業として、海信はこれまでも数々の世界初を打ち出してきた。たとえば、世界最大の116インチRGB-MiniLEDテレビを発表し、ユーザーに圧倒的な没入型視聴体験を提供している。こうした取り組みは単なる性能追求にとどまらず、映像の一瞬一瞬を感情に訴える体験へと昇華させることを目指している。

 

IFA 2025では、これらの成果を披露する大規模な発表が予定されている。9月5日午前11時から正午にかけて、ベルリンのCity Cube展示場に設置されるIFAイノベーションステージ(低層エリア)にて、「Own the Moment(瞬間を自分のものに)」をテーマとする発表会を開催。ディスプレイ技術やAI家電における最新のブレークスルーを公開するとともに、スマートでつながるライフスタイルの未来像を描き出すという。

 

さらに9月5日から9日の会期中、毎日午前9時30分から午後6時まで、ベルリン国際見本市会場(Messe Berlin)の23aホールにて、海信のハイエンドオーディオビジュアル製品やスマートホームソリューションのフルラインアップを来場者が体験できる展示が行われる予定だ。