2025年6月15日 CINNO Research
最近、スマートグラスの製造企業のTQSKYは、クラウドファンディングプラットフォームKickstarterで、最新世代の消費者向けXRグラス「TQSKY T2」と、その付属ホストボックス「TQSKY TBOX Pro」を発表した。
ニアアイディスプレイ光学系に関して：TQSKY T2は0.71インチMicro-OLEDとBirdBath光学ソリューションを採用しており、解像度は1920×1080、視野角（FoV）は46°、リフレッシュレートは60Hzで、0〜600度の近視調整に対応する。
TQSKY T2には磁気式交換可能遮光フードが装備され、標準のUV400保護レンズにより、様々な光環境下での使用が容易になっている。グラスはDP出力に対応するデバイス、例えばiPhone 15シリーズ、一部のAndroidフラッグシップモデル、PC/Mac、任天堂Switchハンドヘルドゲーム機などに直接接続できる。DPに対応しないデバイス向けには、公式オプションのTBOX Proをワイヤレスキャストアクセサリーとして使用し、互換性を拡張できる。
従来のBB方式のグラスと比較して、TQSKY T2はデザインにも一定の革新を加えた。調整可能なセミインイヤー型イヤホンデザインを採用しており、スピーカーは耳介にフィットするように調整でき、同じ音量で音漏れを効果的に減らせると謳われている。
クラウドファンディングページによると、TQSKY T2の本体重量は82gで、現在Kickstarterでのクラウドファンディング価格は479ドルから、納期は2025年9月である。
新世代の分離型XRグラスに加えて、TQSKYのCEOである王潔はソーシャルメディアで、「次世代AIスマートグラス、TQSKY Q1が間もなく登場する」と予告した。
