UBIリサーチが、2019 Flexible & Foldable OLED年次レポートを発刊


2019.11.08 UBIリサーチ

 

フレキシブルOLEDは、LCDが提供できなかった多様なフォームファクタとしてスマートフォン市場をリードしており、フォルダブルOLEDは折りたたみやすによってノートPC市場まで進出する見込みだ。

 

フォルダブルOLEDスマートフォンやフォルダブルノートパソコンでタブレットPCは徐々に市場を失う。

 

しかし、フォルダブルOLED市場は容易に開かない。フォルダブルスマートフォンの価格は現在の2,000ドル水準の高価であるため超プレミアムスマートフォン市場での顧客を確保するには時間がかかるだろう。しかし、ギャラクシーノートが占めている1500ドルの市場は、簡単に進入することが予想される。

 

フォルダブルOLED市場は今年80万台水準になると予想され、来年には600万台の市場に成長すると予想される。

 

フォルダブルOLEDは、フレキシブルOLEDに比べてモジュールの製造工程が複雑であり、折りたたんだり広げなけられる機械的な性能が要求されるため、サムスンディスプレイ以外の企業が量産するまでに、3年以上の時間が必要になると推定される。

 

本報告書(102ページ)は、スマートフォン市場の主力ディスプレイがされたフレキシブルOLEDと最近話題になっているフォルダブルOLEDの技術開発の方向と市場を深く扱っている。

 

主な内容としては、主パネルメーカーのパネル構造を分析し、フォルダブルOLEDのモジュールを構成する重要な材料の開発動向を綿密に扱った。

 

また、フォルダブルOLEDモジュールに入る材料のサプライチェーンを分析して収録した。

 

フレキシブルOLED市場データは、現在のフレキシブルOLEDが使用されている機器の市場を中心に展望し、フォルダブルOLED市場は、サムスンディスプレイの予想出荷だけの予測値を取り扱った。

 

 Flexible & Foldable OLED年次レポートの日本語pdf版は分析工房が販売し、税別価格は450,000円です。


レポートの目次

 

1. 要約

 

2. OLEDスマートフォンの進化

 2.1 OLEDスマートフォンの変化

 2.2 最新のOLEDスマートフォン動向

 2.3 2019年OLEDスマートフォンの主なイッシュ

 2.4 2020年フォルダブルOLED機器のトレンド予想

 

3. パネルメーカー別のフォルダブルOLED構造

 3.1 サムスンディスプレイ

 3.2 LGディスプレイ

 3.3 BOE

 3.4 Royole

 3.5 フォルダブルOLEDサプライチェーン

 

4. フォルダブルOLEDの展示動向

 4.1 サムスンディスプレイ

 4.2 BOE

 4.3 CSOT

 4.4 EverDisplay Optronics

 4.5 Tianma

 4.6 Visionox

 4.7 AUO

 4.8 SEL

 4.9 ITRI

 4.10 フォルダブルOLEDスペックの動向分析

 

 

5. フォルダブルOLED技術開発動向

 5.1 フォルダブルOLEDの理解 

 5.2 基板

 5.3 Back Film

 5.4 TFT

 5.5 Encapsulation

 5.6 Touch Sensor

 5.7 Polarizer

 5.8 OCA

 5.9 Cover Window

 5.10 Changeable Window

 5.11  技術ロードマップ

 

6. フレキシブルOLED生産ラインと投資展望

 6.1 ライン別生産キャパと投資展望

 6.2 全体の生産キャパと展望

 6.3 メーカー別生産キャパと展望

 6.4 国別生産キャパと展望

 6.5 ライン世代別生産キャパと展望

 

7. フレキシブルOLED市場の展望

 7.1 年度別フレキシブルOLED出荷量展望

 7.2 アプリケーション製品別フレキシブルOLED出荷量展望

 7.3 年度別フレキシブルOLEDの売上高展望

 7.4 アプリケーション製品別フレキシブルOLEDの売上高展望

 

8. フォルダブルOLED市場の展望

 8.1フォルダブルOLED市場動向

 8.2フォルダブルOLED市場の展望



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