第3四半期スマートフォン用OLED市場の実績分析


2021年11月8日 UBIリサーチのWeekly Display Industry Analysis Reportより抜粋

 

第3四半期のスマートフォン用OLED出荷量は1億6340万台で、前四半期(QoQ)に比べて19.9%増加し、昨年の同四半期(YoY)と比較しても51.3%が成長した。全世界がwith Coronaに移るにつれて移動と集まりが自由になり、スマートフォンの購入量も増加していると判断される。

 

第3四半期メーカー別出荷量シェアを見ると、サムスンディスプレイは前四半期よりシェアが1%増加した74.6%として1位を維持した。 第3四半期にはアップル向けフレキシブルOLED出荷量の増加に起因したと判断される。BOEとLGディスプレイは9.6%と5.9%の粘率率で、前四半期と同様に2位と3位を維持した。

 

第3四半期に出荷されたスマートフォン用OLEDを基板別に分析してみると、flexible OLEDが53.4%、rigid OLEDが44.0%、foldable OLEDが2.6%となった。