2025年8月11日 Wit Display
報道によると、Appleが当初来年に発売を予定していたOLED搭載MacBook Proは、発売時期が遅れる可能性がある。米ブルームバーグが現地時間8月10日に配信したニュースレター「PowerOn」によれば、「OLED MacBook Proは2026年末から2027年初頭に発売される見込み」で、M6チップを搭載する予定だという。
ブルームバーグはさらに、「OLED MacBook Proは大きな変革をもたらす」と述べている。
現在のLCDディスプレイを搭載したMacBook Proと比べ、OLEDディスプレイはより高い輝度・コントラスト、優れた省電力性能、そして長時間のバッテリー駆動を実現すると期待されている。
ブルームバーグのMark Gurman氏は以前、OLED版MacBook Proが来年発売されると予測していたが、今回その予測を2026年末または2027年初頭へと修正した。先月、Gurman氏は、M5チップを搭載する次世代MacBook Proの発売時期を来年に延期する可能性があると報じていた。海外メディアは、この延期がOLED版MacBook Proの発表時期にも影響する可能性を指摘している。
ただしAppleには、同じ年に2種類のMacBook Proを発売した前例がある。直近では、M2 Pro/M2 Max搭載モデルを2023年1月に、M3/M3 Pro/M3 Max搭載モデルを同年10月にそれぞれ発表している。そのため海外メディアは、M5搭載MacBook Proが2026年1月、M6搭載のOLED MacBook Proが同年10月に登場する可能性も残されていると見ている。