Universal Display Corporation、SID Display Week 2023での燐光OLED材料の進歩と有機蒸気ジェット印刷で史上初の7層印刷PHOLEDデバイスを発表


2023年5月22日  Business Wire

 

ユニバーサルディスプレイ(NASDAQ:OLED)(UDC)は、UniversalPHOLED®技術と材料により、エネルギー効率の高いディスプレイや照明を実現している。本日、同社は燐光OLED(PHOLED)と有機蒸気ジェット印刷(OVJP)の最新の進展を、5月21日から26日まで開催されるSociety for Information Display(SID)Display Week 2023 International Symposium, Seminar and Exhibitionにて紹介することを発表した。

 

UDCは赤、緑、青のPHOLED(燐光OLED)の狭い発光スペクトル形状の最新進展を展示します。狭いスペクトル形状の重要性は、エネルギー効率の向上と色域の拡張を実現するための進展を続けることです。

 

UDCはまた、Corning® Astra™ Glass基板の200mm x 500mmに印刷されたOVJP(有機蒸気ジェット印刷)システムを初めて一般公開します。さらに、UDCはR&D OVJPシステムによって製造された、完全に印刷された7層(HIL/HTL/EBL/EML/HBL/ETL/EIL)、80PPIの商業レベルの緑のPHOLEDデバイスを初めて展示し、真空蒸着(VTE)と同等のデバイス性能を有していることを示します。

 

「イノベーションと発明はUDCのDNAの中核にあり、リン光材料とOLED技術の中核能力と先駆的な研究を積み重ねています」と、ユニバーサルディスプレイコーポレーションの社長兼最高経営責任者、スティーブン・V・エイブラムソン氏は述べています。「SID Display Weekで最新のリン光材料データと画期的な有機蒸気ジェット印刷システムの重要なマイルストーンを発表できることを喜んでいます。第4世代にドライプリント技術を拡大し、アルファシステムの基礎を構築し、当社のOVJPプラットフォームで7層のPHOLEDスタックを順次堆積させて完全に印刷することを初めて公開することは、画期的な高効率かつコスト効果の高い大量生産プラットフォームを商業化するために重要で興奮するステップです。OLED産業の進歩について詳しく知るために、ぜひ当社のブースを訪れてください。」