「2021 Display応用Ink-jet技術動向レポート」を発刊


2021/10/21 UBIリサーチ

 

インクジェット技術は、機能性材料のインクを印刷して製作する印刷電子領域とディスプレイ分野で様々に使用されている。ディスプレイにインクジェット技術を初めて試みられたのは、高価な露光装置を使用せずに材料の使用効率を最大化するためのLCDのカラーフィルタの製造であった。

現在はOLEDを製造する技術として、溶液プロセスOLED(Sol OLED)では画素の製造工程に、そして封止工程、QD-OLEDのQD(量子ドット)層の製造に活用されている。さらに、次世代ディスプレイであるQLED(quantum LED)とQNED(quantum dot nano-rod LED)の画素製造工程にインクジェット技術が使用されている。その他の応用分野としては光取り出しのためのマイクロレンズ製造もある。

 

QNED製造技術と装置に関してはまだ報告されたことがないので、本報告書ではOLEDとQLEDに使われているインクジェット装置と技術を中心に作成された。インクジェット装置はインクジェットヘッドとシステムを製作する企業を区分して作成された。

 

インクジェットヘッドメーカーとしては、Fujifilm Dimatix、エプソン、コニカミノルタ、リコー、Xaar、パナソニックについて触れており、OLED封止用装置としてはKateevaとUniJetについて記述した。

 

Sol OLEDに使用されるインクジェット装置メーカーとしてはLitrex、TEL(東京エレクトロン)、Kateeva、パナソニック プロダクションエンジニアリング、東レエンジニアリングについて言及されている。

 

「2021 Display応用Ink-jet技術動向レポート」は、日本語のPDF版(ページ数は115ページ)で販売します。シングルユーザ―版の価格は税別で385,000円です。マルチユーザ―版が税別577,500円です。販売は分析工房が行い、メールでUBIリサーチから納品します。納品書と請求書は分析工房から郵送でお届けします。

 

 1) シングルユーザ―は3名まで購読が可能で、PDFファイルは印刷とファイルcopyは不可能

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