UBIリサーチから「Mini-LED BLU技術とMini-LED TV市場レポート」


2021/1/15 UBIリサーチ

 

LCDがさらに進化した製品が出現する。BLU(バックライトユニット)にQD filmとmini-LEDが添加されて輝度とHDR、色再現性を大幅に向上させたLCDである。既存の最上位LCDはlocal dimming zoneが300〜500程度であるFALD(full array local dimming)BLUを使用した。

 

Mini-LED(ミニLED)を使用してlocal dimming zoneが3,000以上に多くなると、FALD BLU LCD TVよりコントラスト比が大幅に改善されてhalo effectは減る。OLEDと並ぶ性能を実現するためには、local dimming zoneが画素数だけ必要だが、LEDのサイズ縮小の限界によって、今年販売されるmini-LED TVはlocal dimming zoneが1,000〜3,000製品になるだろう。駆動はPM方式である。

 

AM駆動のためにはTFT基板が必要である。まだ開発中であり、oxide TFTとLTPS TFTが使用される見込みである。

 

UBIリサーチは、今後mini-LED TVがOLED TVと画質を競争し、急成長すると予想して、本報告書を準備した。

 

このレポートには、mini-LED BLUに関連する技術的な内容と、コスト分析を通じたmini-LED TV市場の展望、サプライチェーン 3の部分で構成された。

 

Mini-LED BLU技術と開発状況とmini-LED BLU事業性を理解しやすく集約的に整理した。

 

「Mini-LED BLU技術とMini-LED TV市場レポート」は、日本語のPDF版(ページ数は95ページ)で販売します。シングルユーザ―版の価格は税別で50万円です。マルチユーザ―版が税別75万円です。販売は分析工房が行い、メールでUBIリサーチから納品します。納品書と請求書は分析工房から郵送でお届けします。購入の申し込みやお問い合わせは、こちらにお願いいたします。

 

 1) シングルユーザ―は3名まで購読が可能で、PDFファイルは印刷とファイルcopyは不可能

 2) マルチユーザ―は全社購読が可能で、PDFファイルは印刷とファイルcopyは可能

 

目次

1. 概要

2. LCDとOLEDの競争

 2.1 LCDの限界とOLEDの利点

 2.2 OLEDのプレミアムTV市場掌握とLCDの生存戦略

3. LCD BLU技術

 3.1 LCDの進化

 3.2 BLU種類と構造

 3.3 セットメーカーのBLU最新動向

4. Local Dimmingがなぜ必要なのか

 4.1 Local Dimmingが必要な理由

 4.2 Local DimmingとHalo Effect

 4.3 Local Dimming Zone

5. Mini-LED BLU技術

 5.1 Mini-LED Backlightが必要な理由

 5.2 BLU構造と厚さの比較

 5.3 LEDサイズ

 5.4 Mini-LEDタイプ

 5.5 Backplane種類

6. Mini-LED BLU製造工程

 6.1 POB/COB Type LED

 6.2 COG Type LED

7. Mini-LED TV展示動向

 7.1 TCL

 7.2 LG電子

 7.3 Changhong

 7.4 BOE

8. Mini-LED応用製品

 8.1 Mini-LED TV

 8.2 Mini-LED Monitor & Notebook

9. TV用Mini-LED BLUコスト分析

 9.1 コスト計算根拠と方式

 9.2 65インチMini-LED BLUコスト分析

10. Mini-LED TV市場の展望

 10.1 Mini-LED TVの価格見通し

 10.2 セットメーカーMini-LED TV販売戦略分析

 10.3 Mini-LED TV市場の展望

 10.4 Mini-LED TVとOLED TVの競争

11. Mini-LED BLUサプライチェーン

 11.1 サプライチェーン

 11.2 企業別サプライチェーン

 11.3 Mini-LED BLU関連メーカー


ダウンロード
サンプルのダウンロード
Sample_Mini-LED BLU技術とMini-LED TV市場レポート.
PDFファイル 1'017.7 KB